臨床検査科

  臨床検査科の業務内容について紹介します。

仕事の内容について
 臨床検査科では病気の診断や治療の指針となる様々な検査データを「速く、正しく」提供することを業務としています。検査の種類や検査方法などによって、生化学、血液、免疫血清、微生物、輸血、病理、細胞診、一般検査そして生理検査の9つの部門に分かれて仕事を行っています。患者さまから採取された血液、尿、便、痰などを検査する検体検査と患者さまと直接接して行う生体検査があります。
 また、緊急検査・土・日・夜間・祝祭日の検査にも対応しています。

 血液検査室は造血器の悪性腫瘍(白血病、リンパ腫など)の診断のため、全自動の血液検査装置と凝固線溶測定器を備え、免疫血清・生化学検査室では最新鋭の全自動による免疫検査装置や生化学の自動分析装置を導入、感染症や各種腫瘍マーカーの検査とともに肝機能・腎機能・膵機能検査や緊急検査にも対応できるシステムが組まれています。
 また、がんの最終診断は病理組織診断で行うことが多く、確定診断のための免疫組織染色を含む多くの特殊染色がさかんに行われています。


病院の中の臨床検査
 診療にあたる医師が患者さまの病態を正しく知り、病気の原因をさがし、 治療方法とお薬の適否を考える。 そのための情報を可及的すみやかに提供するため、病院の中に臨床検査科があります。
各検査室の内容については左側のメニューからお選び下さい。