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 尿路性器がんの診断治療を専門とし、特に前立腺がん治療では、前立腺全摘除術(ほとんどが腹腔鏡手術)、ヨード−125粒子を用いた小線源治療、放射線外照射(IMRT)と全ての根治的治療に対応可能な全国でも数少ない施設で、全道一、二の治療件数を有しています。
 腎がんに対しては、2000年より手術の大部分を腹腔鏡手術で行っており低侵襲化を心懸けています。小さな腎がんに対する腎部分切除術も、2010年あらたに導入した腹腔鏡用超音波装置(エコー)を用いることで、表面から見えにくい埋没型の腎がんに対しても適応を広げています。

 その他、いまだ一般的ではない精巣がんに対する後腹膜リンパ節郭清術、進行膀胱がんに対する膀胱全摘除術に対しても腹腔鏡手術を導入しました。いずれも従来手術よりも出血量を少なく抑えることができ、術後の速やかな回復をしめしています。

 膀胱癌では、可能であれば薬物、放射線をもちいて膀胱の温存を計る事も同時に行っています。
 癌化学療法では、初回化学療法はもちろんの事、特に精巣癌では他の医療機関で治療に難渋している症例も積極的に受け入れています。
 またセカンドオピニオン外来も充実させ、他の医療機関で治療を受けている癌患者さんの疑問、不安を少しでも解決できるように努力しています。

 2010年10月より 5人のスタッフでに増員され、外来も2診体制となりました。はじめての患者さんに対しても待ち時間が短くなりました。一般の尿路症状、性器症状に不安のある方もお気軽に受診してください。

 

スタッフ

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