2010.4.27 盛岡 第98回 日本泌尿器科学会総会 ポスター
原林 透、鈴木英孝、三浪圭太、永森 聡  当施設
ホルモン抵抗性前立腺癌に対する ドセタキセル療法の検討

【目的】ホルモン抵抗性前立腺癌に対するドセタキセルを用いた化学療法を施行しその有効性と有害事象を検討した。【対象】2006/08-2009/08に当科でドセタキセル療法を行った前立腺癌19例を対象とした。年令中央値69才(53-81)、有骨転移症例は1
8例、治療前PSA中央値186.5ng/ml(4.4-4489)、観察期間中央値9ヶ月(2-26)であった。【方法】ドセタキセル60-75mg/m2(D1)、プレドニン10mg(D1-21)を3週毎に投与した。反応が不良な場合はエストラサイト280mg(D1-5)を追加した。前立腺癌取扱い規約3版に沿って効果判定した。【結果】施行コース数は1-28コース(中央値9)で、50%以上のPSA減少を10例(52%)、90%以上の減少を5例(26%)に認めた。全体の非再燃期間中央値は10ヶ月、生存期間中央値は19ヶ月であった。有害事象として、間質性肺炎1例、下顎膿瘍1例、G3口内炎2例が生じ治療中止となった。G3-4の血球減少を17例に認めたが有熱性好中球減少症は認めなかった。【結論】本治療は有効性の高い治療法であるが副作用に関しては十分な注意が必要である。

 

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Progression free survival: 進展なし生存率(PSAが再度上昇することなく生存している割合)
Overall survival: 実測生存率

 

 

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