9月21日にMR(エムアール)装置のバージョンアップ(Intera R1.5 → Intera/Achieva R3.2)を行いました。
装置の外見こそ変わりませんが、装置を制御しているコンピューターを一新しました。
車に例えればエンジンを載せ替えるようなもの、パソコンに例えればOS(オーエス)を入れ替えるようなもの、と言えば伝わるでしょうか。
また、このバージョンアップに伴い撮影用コイルも追加されました。
コイルの感度が上がったため、高画質検査が可能になり従来では見つからなかった小さな疾患を検出することが可能になりました。
追加されたコイルでの新たな検査も検討中(詳細が決まり次第本コラムで発表します)です。
さらに、一部検査での撮影時間が短縮されるようになりますので、長時間の検査による患者様の負担を軽減することができます。
一例をあげれば、頭部の検査では従来は20分ほどかかっていましたが、およそ5分間の検査時間短縮が見込まれます。
今後も、一新された装置での検査を有効に施行し、皆様の治療に貢献したいと思います。
執筆:K.F