2019年8月2日(金)、当院MRI室において講師に相良病院付属ブレストセンターの戸崎光宏先生をお迎えして、髙橋將人副院長を中心とした医師、看護師、診療放射線技師の生検チームによって、北海道初となるMRI乳腺ガイド下生検を行い、無事に手技を終えることができました。
マンモグラフィや超音波検査では異常が見つからず、MRI検査だけに描出される病変があります。
さらにMRIの画像のみで良性病変か悪性病変かを診断するには難しいケースが多いため、正確に診断するには生検を行う必要があります。
生検とは病変の一部を、麻酔をしてから針で刺して組織の一部を採取し、顕微鏡などで調べる検査のことで、MRIを用いて行う場合をMRIガイド下生検といいます。
この生検を実施することにより病気を正確に診断することができます。
これから普及が望まれる新しい診断法です。