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乳がんの治験および臨床試験
当院で可能な乳がんの治験および臨床試験です。
相 | 試験名 |
薬剤 |
組入 期限 |
選択基準 (主なもの) |
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治 験 |
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EMBER-4 2~5年間の術後内分泌療法による前治療歴を有する再発高リスクのER+,HER2-の早期乳癌患者を対象に、術後薬物療法としてimlunestrantと標準的な術後内分泌療法を比較する無作為化非盲検第III相試験 |
Imlunestrant | 2024年11月 | ER+HER2-乳癌 術後内分泌療法2~5年 再発高リスク |
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ASCENT-04 PD-L1陽性で未治療の手術不能な局所進行又は転移性トリプルネガティブ乳癌を有する患者を対象としてSacituzumab Govitecan及びペムブロリズマブを治験担当医師選択による治療およびペムブロリズマブを比較する無作為化、非盲検、第3相試験 |
Sacituzumab Govitecan ペムブロリズマブ |
2024年12月 | トリプルネガティブ 再発乳癌(de novo不可) 1次治療 PD-L1(22C3)陽性 測定可能病変あり |
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ASCENT-07 HR陽性HER2陰性で内分泌療法の前治療歴を有する手術不能な局所進行又は転移性乳癌患者を対象としてSacituzumab Govitecanを治験担当医師選択による治療と比較する無作為化、非盲検、第3相試験 |
Sacituzumab Govitecan | 2025年11月 | HR陽性HER2陰性 転移性乳癌 1次化学療法 |
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TROPION-Breast03 術前薬物療法後の外科的切除時に乳房及び/又は腋窩リンパ節に浸潤性残存病変を有するステージI-IIIのトリプルネガティブ乳癌患者を対象としてデュルバルマブ併用下または非併用下のDatopotamab Deruxtecan(Dato-DXd)と医師選択治療を比較する第III相非盲検無作為化試験 |
Dato-DXd デュルバルマブ |
2025年2月 | トリプルネガティブ NAC後に浸潤性病変残存 肉眼的完全切除後 術後16週以内または照射後6週以内 |
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TROPION-Breast04 未治療のトリプルネガティブまたはホルモン受容体低発現/HER2陰性乳癌の成人患者を対象としてダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd)とデュルバルマブの併用療法による術前薬物療法、化学療法併用または非併用下のデュルバルマブによる術後薬物療法とペムブロリズマブによる術後薬物療法を比較検討する第III相非盲検無作為化試験 |
Dato-DXd デュルバルマブ |
2026年2月 | ER<10% HER2陰性 StageII-III乳癌 術前薬物療法 |
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VERITAC-2 進行癌に対する内分泌療法をベースとした治療に疾患進行したER陽性/HER2陰性の進行乳癌患者を対象としてARV-471(PF-07850327)とフルベストラントを比較する無作為化、非盲検、多施設共同第III相試験 |
ARV-471 | 2024年6月 | ER陽性HER2陰性 転移再発乳癌 一次ホルモン療法+CDK4/6阻害剤6ヶ月以上投与後の進行 測定可能病変あり |
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CAMBRIA-2 根治的局所治療を受けて疾患の兆候のない、再発リスクが中間~高リスクのER+/HER2-早期乳癌患者を対象とし、術後薬物療法としての標準的な内分泌療法(アロマターゼ阻害剤またはタモキシフェン)をカミゼストラント(AZD9833、次世代の経口選択的エストロゲン受容体分解薬)の有効性及び安全性を比較検討する第III相非盲検無作為化試験 |
カミゼストラント | 2027年3月 | ER+HER2-乳癌 T4またはN≧2個 T1c-T3N0-1かつ以下いずれか G3,oDX RT≧26,Ki67≧20% 周術期化学療法or放射線療法後12週以内 周術期ホルモン療法も12周以内なら可 術後12ヶ月以内 |
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FourLight CDK4/6阻害剤による前治療で進行したHR陽性HER2陰性の進行又は転移乳癌を有する18歳以上の治験参加者を対象として、PF-07220060(CDK4阻害剤)とフルベストラントの併用投与を治験担当医師が選択した治療と比較する、介入、非盲検、無作為化、多施設共同、第3相試験 |
PF-07220060 フルベストラント |
2025年5月 | HR陽性HER2陰性 CDK4/6阻害剤+NSAIの前治療歴 測定可能病変あり(または骨転移のみ) |
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医 師 主 導 臨 床 試 験 |
TAS cN+の原発性乳癌に対する新たな腋窩縮小手術Tailored axillary surgery(TAS)の安全性と有用性に関するFeasibility試験 |
なし | 2025年2月 | 画像上リンパ節転移1~3個 術前薬物療法なし |
HALLOW 化学療法歴のあるHERW2低発現の手術不能又は再発乳癌患者を対象としたトラスツズマブ デルクステカンの多機関共同前向き観察研究 |
トラスツズマブ デルクステカン | 2025年1月 | HER2低発現の転移再発乳癌 | |
JCOG2110(OLIGAMI) オリゴ転移を有する進行乳癌に対する根治的局所療法追加の意義を検証するランダム化比較試験 |
標準的薬物治療 ±手術or放射線 |
2026年10月 | オリゴ転移(*)を有する転移性乳癌 *3cm以下かつ3個以下(脳転移は2cm以下かつ無症候性) 全ての病変に根治的局所療法が可能 遠隔転移に対する治療歴が無い |
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JBCRG-M10(INDUCE) PD-L1陽性転移再発トリプルネガティブ乳癌に対するパクリタキセル+ベバシズマブ導入療法後アテゾリズマブ+ナブパクリタキセル療法の効果を評価するランダム化第II相試験 |
アテゾリズマブ ナブパクリタキセル |
2026年5月 | トリプルネガティブ 転移再発乳癌 PD-L1(SP142)陽性 1次化学療法 評価可能病変あり |
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HERMES 遺伝子HSD17B4高メチル化を有するHER2陽性ER陰性乳癌における非手術療法の有用性を評価する前向き研究 |
EC ドセタキセル フェスゴ |
- | ER陰性HER2陽性乳癌 T1-3N0-1M0 |