放射線診断科このページを印刷する - 放射線診断科

診療科のご案内

がん診療では、単純(レントゲン)写真、X線テレビ、CT、MRI、超音波検査、ガンマカメラ、PETなどの画像診断装置が活躍しています。がんの発見、診断のほか、進行度や治療の効果を判断する、再発や予想外の病気も探し出す役割もあり、あらゆる局面に利用されます。検査の結果は、主治医の先生が判断して説明してくれますが、放射線診断科では、得られた画像を観察して情報を拾い上げる画像診断(読影)をおこなっており、全診療科に役立つ情報の提供に努めています。また、血管内治療(塞栓術)や体内深くの組織の採取(生検)、ドレナージ、IVCフィルターの留置等 といった画像下治療(IVR)も担当しています。

当院のおもな画像診断機器について

2018年秋の新病院移転(第一期工事分)により、各種画像機器が整備され、MDCT2台(256列、64列)、MRI2台(1.5T)、PET‐CT1台、ガンマカメラ1台、IVR CT/Angio装置1台 を含む各種診断装置が稼働しています。装置については 看護・診療支援部門のご案内 → 診療放射線科のところにも案内・解説があるのでご参照ください。 画像診断医と専門性の高い撮影スタッフの連携により、より精度が高く、効果的な画像検査・診療を心がけています。 地域連携室との連携にて、近隣施設からの検査受け入れも可能となっておりますので、適宜 ご相談・ご利用ください(地域医療連携室のところに案内があります)。

他院からの検査予約(PET-CT)、CT、MRIをお受けしております。

CT検査

CT検査の様子

2台のマルチスライスCTにて、毎日多くの撮影、読影診断をおこなっています。造影剤を使用する場合も多く、患者さんの状態、副作用対応にも注意を払っていますが、当院では放射線診断科医師が検査室近くに待機しており、必要時に現場確認をおこないます。

MRI検査

MRI検査の様子

新型の2台の装置を使用しており、病変の発見や性状観察に有用な情報を得ています。

検査の1例ですが、最近では全身コイルの利用により、体幹部全体のT2強調画像、拡散強調画像(DWIBS)を撮像し、病変の分布を観察する方法も利用できるようになりました。PET画像に似た表示の全身MIP画像や病変部をわかりやすく表示したカラー表示(fusion)画像の作成が可能となっており、画像データの解析では病変部の半定量化をおこなうことにより治療の評価への利用も期待されます。

右腎癌の画像。MRIおよびPET/CTで後腹膜への転移浸潤が確認されている。複数断面の撮像と融合画像が並び、右腎腫瘍部が強調表示されている。

PET/CT検査とRI(ガンマカメラ)検査

いずれも最近装置が新規更新され、より最適化された画像が得られるようになっています。PETでは症例、検査目的により、造影CTの同時撮像もおこなっています。画像結果(読影)は他の装置による関連画像や過去画像との対比も含め、総合的に検討しています。

PET/CT検査の例。左にPET/CT装置、中央に全身PET画像、右に病変部のPET/CT融合画像。右画像では関心領域ROIが示され、体積と代謝値が表示されている。

画像読影; 読影室の紹介

当院の放射線診断科・読影室は放射線総合受付、CT室がある廊下の奥の方にあり、当科医師はそこで画像読影をおこなっています。通常開放していない部屋ですが、内部は写真の様になっています。

読影室の様子

北海道・東北地域では関東、関西~九州地区に比べ、画像診断医がかなり不足しており、撮像される多量の画像を主治医+画像診断医でダブルチェックする体制をとるのは大変、ときには困難な状況もありますが、当院では何とか6名程度の画像診断医を確保し、CT・MRI・PET・RI検査画像の9割以上を検査の翌日までに読影、解析して、主治医の先生に記録として提供しています。読影記録の配信・参照がより確実に行われるように確認する作業も 医療情報管理室・医療安全管理部門の協力にておこなっています。

専門的な読影診断の様子

毎週の診療では、常勤医・非常勤医のほか、大学(北大病院)の指導医も招き、専門的な読影診断をおこなっています。

血管造影室での業務の状態や透視中の画像を遠隔で参照できるモニター

読影室内では、画像読影をしながら、血管造影室での業務の状態や透視中の画像を遠隔で参照できるモニターも設置しており、業務の効率化や情報共有をはかっています。

画像下治療(IVR)

画像下治療(IVR)の様子

当科では、画像読影のほか、最新の機能を備えた血管造影室にて、IVR診療として、血管塞栓術のほか、皮下ポート埋め込み、ドレナージ手技や1泊入院での腫瘍組織生検も多くおこなっています。IVR診療は画像検査機器を正しく使いこなし、カテーテル操作など手技のトレーニングを十分積んだ医師が行う必要がありますが、担当の専門医が様々な疾患の患者さんの診療をサポートしています。IVR診療の際には専門外来で診察、状態確認、治療内容の説明が行なわれます。

その他

通常の診療としての画像読影のほか、読影室内での興味ある症例についての検討や、放射線科撮像スタッフとの勉強会、他診療科を含めたカンファランス、院内キャンサーボードへの参加、大学専門医との連携により地域内で開催される各種カンファランスへの参加や症例提供、各種学会、研究会への参加、学習・研修会の開催などを適宜企画しています。

学習・研修会の様子

診察日

月~金曜日 [診察受付…8時30分~11時00分]

医師紹介

南部なんぶ 敏和としかず

職種・役職
放射線診療部長
専門分野
放射線診断
略歴・資格・所属学会 その他
  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医
  • 放射線取扱主任者(第一種)
  • 日本医学放射線学会

坂井さかい わたる

職種・役職
放射線診断科医長
専門分野
放射線診断・IVR
略歴・資格・所属学会 その他
  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医
  • 日本IVR学会 IVR専門医
  • 日本医学放射線学会
  • 日本IVR学会
  • 緩和ケア研修受講済

志村しむら 亮祐りょうすけ

職種・役職
放射線診断科医師
専門分野
放射線診断
略歴・資格・所属学会 その他
  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医
  • 日本医学放射線学会

上石かみいし 崇史たかし

職種・役職
放射線診断科医師
専門分野
放射線診断
略歴・資格・所属学会 その他
  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医
  • 日本医学放射線学会
  • 緩和ケア研修修了

二木ふたき のぞみ

職種・役職
放射線診断科医師
専門分野
放射線診断
略歴・資格・所属学会 その他
  • 日本医学放射線学会

野口のぐち さとし

職種・役職
放射線診断科医師
専門分野
放射線診断
略歴・資格・所属学会 その他
  • 日本医学放射線学会

田中たなか なな

職種・役職
非常勤 放射線診断科医師
専門分野
放射線診断
略歴・資格・所属学会 その他
  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医
  • 日本医学放射線学会
  • 日本乳癌学会