お知らせ

  1. HOME
  2. お知らせ
  3. 受動喫煙防止条例の制定を求める要望書を提出しました

受動喫煙防止条例の制定を求める要望書を提出しました

「北海道がん患者連絡会」が「がん対策北海道議会議員の会」に
受動喫煙防止条例の制定を求める要望書を提出しました

 今年3月に発足した北海道内のがん患者と家族、患者会、患者支援団体の緩やかな連携組織「北海道がん患者連絡会」が動き出しました。  

 連絡会の代表世話人を務める当院の近藤啓史院長と、患者代表の佐野副代表、柴田副代表が、5月17日、道議会を訪ね、北海道受動喫煙防止条例検討委員会の中司哲雄委員長らに要望書を手渡しました。道議会は昨年7月、議員101人全員でつくる「がん対策北海道議会議員の会」を発足し、同年12月には受動喫煙防止条例検討委員会を設置、今年9月の定例議会への提案に向けて、条例案の最終調整を進めています。当連絡会から、がんの罹患者数を減らし、助かるはずの命を救い、北海道のがん対策を確実に推進するために、飲食店を含む不特定多数の人が集まる場所での受動喫煙をなくし、建物内禁煙を基本とした実効性のある北海道受動喫煙防止条例を制定することを要望しました。

 2016年5月に、国立がん研究センターが、日本で受動喫煙が原因で年間約1万5千人が亡くなっているという推計を発表しました。北海道の喫煙率は非常に高く、中でも女性の喫煙率はここ数年トップを維持しています。道民のがん罹患率・死亡率を減らすためには、たばこ対策は最重要課題です。

 近藤院長は「国も防止対策を検討しているが、喫煙率が高い北海道はより強固でレベルの高い条例にしてほしい」と訴え、中司委員長も「受動喫煙を防ぐことを、早くしっかりと道民に知らせ、意識を持っていただくことを主目的に進める」と応えてくれました。

 当日は多数のメディアからの取材もあり、関心の高さが伺えました。

 「要望書」全文は当院ホームページのがん相談支援センターのバナー内「北海道がん患者連絡会のご案内」の中の「活動報告」よりご覧いただけます。

安全祈願祭安全祈願祭2
安全祈願祭安全祈願祭2

 

このページのトップへ