血液内科では急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液悪性腫瘍や種々の貧血(鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、悪性貧血、溶血性貧血など)、骨髄増殖性疾患(真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症など)、骨髄異形成症候群、血小板減少症、血液凝固異常症などの各種血液疾患を診療しております。
入院病床は43床ありますが、血液悪性腫瘍の患者さんが多数を占めており、これらの患者さんに対し、化学療法を中心として造血幹細胞移植や放射線治療を組み込んだ治療を行っています。
血液疾患には難しい病気が多く、治りづらいという印象をもたれる方が多いと思いますが、最近は新薬の登場や移植方法の改善により、治療の進歩が著しい分野になっています。血液悪性腫瘍はこれらの治療により治癒が期待できる疾患です。
医師は4名ですが、そのうち血液疾患に精通し、症例経験豊富な日本血液学会認定血液専門医が3名おり、一人一人の患者さんについて全員で治療法の検討を行っています。
原則として病名を告知して十分に病状を説明し、納得していただいた上で科学的根拠に基づいた治療を受けてもらうことを基本方針としています。
動悸、息切れ、めまい、顔色が悪いなどの貧血症状がみられたり、原因不明の発熱、寝汗、体重減少、リンパ節の腫れなどの症状や出血しやすい、血が止まりづらいなどの症状がみられる場合のほか、健康診断などで白血球、赤血球、血小板の数値に異常がみられた際には当科外来を是非受診して下さい。
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〔副院長〕
〔血液内科医長〕
〔血液内科医師〕
〔血液内科医師〕
〔血液内科医師〕