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循環器内科の最も大切な役割は、がんに合併した、あるいはがんの治療により新たに引き起こされた心血管疾患・生活習慣病を診断し治療することです。その理念は当院HPの腫瘍循環器・生活習慣病センター(←センターページはここをクリックしてください)の中に紹介されておりますのでそちらをご覧ください。
循環器疾患を治療中の患者さんは、がんを合併するとがん治療を専門とする病院で治療を受けることになります。その結果、同時に、二つあるいはそれ以上の病院に通院しなくてはならなくなり、これは患者さんにとって大きな負担となります。北海道がんセンターでは、少なくとも当院でがん治療を集中して行っている間は、それらの患者さんが、がん治療に安心して専念できるよう、循環器内科がお手伝いをさせていただきます。
もちろん循環器内科にはがんを合併しない患者さんも数多く通院されております。日本人の三大死因であるがん、心疾患、脳血管疾患および、それらの疾患の発症のリスクとなる動脈硬化・糖尿病・高血圧・脂質異常症、肥満などの疾患は、広く生活習慣病という概念の中に含まれます。生活習慣病は、その名の通り食生活、喫煙、運動習慣などの生活習慣が深く関わり、加齢とともに増加します。また、がん医療の進歩に伴い、がん患者さんの寿命が延び、がんと心血管疾患を合併する患者さんは、今後確実に増加すると予想されます。これからの時代、がんと心血管疾患、あるいは糖尿病、脂質異常、肥満などを別々の疾患として考えるのではなく、疾患の枠にとらわれない、広い視点が必要です。
2022年4月、新病院が全面的にオープンいたしました。循環器内科もそれに合わせてシネアンギオ装置をはじめとする診断、治療機能や入院に対応する病棟機能を整備、強化しております。北海道がんセンター循環器内科は、近隣の医療機関とも連携しながら、がん患者さんや循環器疾患を有する患者さんに寄り添ってゆく、そのような診療科を目指しております。
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月~金曜日 [診察受付…8時30分~11時00分]
毎週水曜日午前に睡眠時無呼吸症候群専門外来を開設しています。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が弱くなったり、止まったりする病気です。睡眠中の血中酸素の低下や交感神経の亢進のため、高血圧や脳梗塞、狭心症、心不全悪化などの循環器疾患を引き起こすことが報告されています(詳細はこちら)。
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〔循環器内科医長〕
〔循環器内科医師〕
〔循環器内科医師〕