緩和ケアは、がん治療の初期段階から行う身体的・精神的な苦痛を和らげるための医療です。
2007年4月から施行された「がん対策基本法」において、がん患者さんの生活の質の維持向上のために、がん治療早期からの緩和ケアの提供が重要な柱として位置づけられました。これにともない当院でも、主治医と連携を図り症状緩和を担当する緩和ケアチーム(麻酔科医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカー)に、2008年4月より精神科医および臨床心理士が加わりました。道内では初の緩和ケア専従精神科医師となります。
緩和ケア内科外来では入院・外来患者さんの身体症状の緩和を担当します麻酔科医師、精神症状の緩和を担当します精神科医師が診療を行っております。がんに伴う身体的・精神的問題に関して多職種で総合的にきめこまやかに対応してまいります。
当院では麻酔、ペインクリニック専門医資格のある緩和ケア内科医が、神経ブロックによる治療を行っています。当院で実施できない治療についてはNTT東日本札幌病院をはじめ、ペインクリニック専門治療を行う施設への紹介も行っています。
令和3年度 神経ブロック 実績 10件
令和4年度 神経ブロック 実績 24件
令和5年度 神経ブロック 実績 0件
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〔緩和ケア内科医長〕
〔緩和ケア内科/外科医師〕
〔緩和ケア内科医師〕