第２回後志がんフォーラム
平成28年2月27日（土）14：20～16：40、倶知安厚生病院で「第２回後志がんフォーラム～正しく知ろう！がんのこと～」が催され、近隣の地域住民、医療関係者の方、保健所の方々など80名程度が参加されました。
当院からは近藤院長と地域医療連携係長の２名が昨年に引き続き参加いたしました。
近藤院長が基調講演として「聞く・知る がんのこと～がんの予防から療養までの基礎知識」を話し、倶知安厚生病院検診センター長の駒場福雄先生が「倶知安厚生病院におけるがん診療の現状～消化器科を中心に～」を、倶知安厚生病院 地域医療連携室 看護科長の日座みどり先生が「地域におけるがん患者への療養支援の現状」をそれぞれ講演されました。
近藤院長の講演は、①がんは遺伝子の病気であること、②がんの予防は禁煙・感染予防と治療・禁酒・適度な運動・野菜摂取などが必要なこと、③高齢化社会においてがん患者は増加傾向であり、北海道におけるがんの部位別死亡数は男性、女性共に肺がんが１位であること、④検診を行うことで早い病期で発見される確率が高くなり治癒率が高まるが、北海道は全国平均より検診率が低いために検診率を50％以上に上げることが目標となる、という内容でありました。
