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市民のための北海道がんフォーラムを開催しました。

市民のための北海道がんフォーラム「すご腕医師が導く最新の前立腺がん治療」
特別講演「がん遺伝子診断と個別化治療」を開催しました。

平成28年12月3日(土)当院大講堂で「市民のための北海道がんフォーラム」を開催しました。
 今回は最新の前立腺がん治療、がん遺伝子診断と個別化治療をテーマに近藤 啓史院長に総合司会をお願いし、4講演について楽しく進めてもらいました。
 まず講演に先立ち、当院泌尿器科の永森 聡前立腺センター長から前立腺がんとはどういう病気なのかと、検診の必要性について説明をいたしました。各講演については、講演Ⅰ「知らないと損する前立腺がん治療~最新の放射線治療~」では、当院の西山 典明放射線診療部長に放射線治療の最新の方法である強度変調放射線治療(IMRT)と小線源治療について具体的に話をしてもらいました。講演Ⅱ「え?ロボットが手術するの?~前立腺がん手術はロボット手術の時代へ~」では、当院泌尿器科の原林 透高度先進内視鏡外科センター長に、ロボット支援手術の優れている点を話してもらい、ただロボットに頼るのではなく医師のがんに対する考え方を含めた、すご腕が本当は必要だということを話してもらいました。講演Ⅲ「世界最先端の前立腺がん治療をご紹介します!」については、再び永森前立腺センター長に、抗がん剤治療や分子標的薬治療について話をしてもらいました。
 最後に特別講演で「がん遺伝子診断と個別化治療」について北海道大学病院腫瘍内科教授 秋田 弘俊先生に4月から北大で行われている「がん遺伝子」診断について詳しいお話がありました。11月にNHKスペシャル「プレシジョンメディシン・精密医療とがん治療」にも取り上げられた話題で判りやすかったと好評でした。
 当院でも北大と提携して12月から「がん遺伝子」診断の検査を受けるためのカウセリング(説明)=セカンドオピニオンを開始しました。
 セカンドオピニオンは遺伝子診断をしている北大の先生に来ていただいています。現在は当院の患者さんが対象となっております。興味のある方は主治医に相談してください。
 いずれの講演も、今注目されている話題であり、約260名の市民の皆様に参加していただきました。

 
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